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コロナウィルス

“コロナウィルス”の検索ワードでここにきた人が結構いるみたいで
みんな一生懸命調べてるんだなって思った。
そう思って、ちゃおの当時の状態や通院の経過を書いた通院日記を取り出して
改めて読み返してみた。
当時は私も相当ショックだったみたい。文面に鬼気迫るものがある。

ちゃおのコロナウィルス抗体値が少し高いと分かってから
獣医さんに説明を受け、また自分で調べて書き綴った日記の一部を
ここにも残しておこうと思います。
コロナウィルスを心配している飼い主さんの役にたてばと・・・・。

猫コロナウィルス
コロナウィルス抗体は、飼い猫の約半数が持っていると言われるほど珍しくないものです。
ただし、一部の猫さんはこのコロナウィルスが突然変異してFIPウィルスに変わってしまう事があります。FIPウィルスは猫伝染性腹膜炎ウィルスと呼ばれ、発症し重篤になると残念ながら助かる見込みは殆どありません。
何故、FIPウィルスに突然変異するのかも今現在ははっきりわかっていません。
そこで抗体値の検査をするわけですが、この血液検査をもってしても単なるコロナウィルスなのか、FIPに変異したFIPウィルスなのかは正確な判断は出来ません。
現在の健康状態と数回の血液検査の両方を見ながら判断するしかありません。

特徴的な猫伝染性腹膜炎の症状は
 ・発熱と元気消失
 ・下痢
 ・目の白濁
 ・貧血
 ・高たんぱく
 ・腹水や胸水
 ・お腹に肉芽種などの病変 
などです。
上記の症状があり、抗体値が100~6000程度の範囲だと、FIP感染と判断されます。
経過を見ながら再度血液検査をし、抗体値が変わらない又は上がる場合はFIP発症と診断される場合が殆どのようです。
元気な場合でも抗体値が100以上の場合はコロナウィルスに感染しているのは事実ですが、それだけでFIPと判断できません。なぜなら非常に多くの猫さんがコロナウィルス抗体値が陽性と出る場合が多いからです。1~2ヶ月おいてから再検査をする必要があります。 
再検査にて抗体値が下がった場合は、一時的にコロナウィルスに感染したものの、それは感染して一度上がった抗体値が下がっていく途中であったと判断してよいそうです。
抗体値が100以下で元気ならば、FIPの発症はないか、極めて低い確立と判断されます。

以下、まとめです。

《猫さんが元気がなく、発熱や消化器症状がある場合で抗体値が・・・》
・100以下の場合~コロナウィルス&FIPウィルスの疑いは極めて低く、他のなんらかの原因や疾患と思われます。
・100~400の場合~抗体値としては低いですが、過去にコロナウィルスの接触があった事は明らかです。現在の症状がコロナウィルスによるものかどうかはの判断は確実にはできません。一ヶ月以上たってから再検査をして抗体値が上がるか、下がるかを調べる必要があります。
・~6400の場合~FIPウィルスが体内にあり、体調不良の原因になっている可能性が高くなります。詳しい検査が必要ですが、やはり再検査も必要です。再検査の結果抗体値が下がり、症状が回復する場合は問題ないと判断されます。

《猫さんが元気な場合で抗体値が・・・・》
・100以下の場合~コロナウィルスに感染しているとは思われません。多頭で室内飼いの場合で他の猫さんも100以下ならば将来にわたっても全く問題なしと言えるでしょう。
・100~400の場合~抗体値としては低いので、現在ウィルスがいるかどうかははっきりした判断はできませんが、健康ならば問題ないと考えられます。念の為の再検査を勧めます。
・~6400の場合~現在コロナウィルスが体内にて抗体値が高いか、または高い抗体値が下がっていく過程かもしれません。再検査が必要です。

コロナウィルス→FIPウィルス→腹膜炎→死亡と決め付けないで下さい。
コロナの値が高くても、悪さをするFIPウィルスに変身しない限り腹膜炎は発症しません!
発症させないためのネコインターフェロンなどのウィルス治療薬もあります。
また一時的に感染してしまったものの、体力が付いて来ると下がってくる場合が非常に多いです。100以下になれば問題ありません!
ちゃおはコロナウィルスと思われる体調不良になりましたが、元気になって抗体値も100以下になりましたよ!!
コロナウィルス自体は怖いものではありません。
こいつが悪さをする悪魔に変身させないように頑張りましょう!
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by tsukishimo | 2007-05-13 00:35 | ちゃお